店長の仕事 ① アルバイトの採用 (準備編)

バイト 募集 人材不足 仕事

人手不足、シフトがうまらない 採用がうまくいかない、そもそも応募が来ない
など 採用面で苦労している店長も多いのではないでしょうか。

店舗運営の基盤となるアルバイトの採用について
まず確認してできてなければ実践していただきたい事を
実体験を元にまとめてみました。是非参考にしてみてください。

求人の方法 【一般的な方法】

  • 店頭でのポスターやチラシの配布
  • 求人媒体への掲載 web・フリーペーパーなど
  • ハローワーク
  • 既存アルバイトからの紹介

上記のような内容の中から選択することになると思います。
求人の入り口は実際の店舗となりますので
店頭での求人告知は必須です。
効果がないように思われるかもしれませんが、

『店頭の求人ポスターを見て応募しました』

という方は意外と多いですし
応募者はエントリー前や面接前に意外と店舗を見にきている事が多く
その際にしっかりと条件の書かれた求人ポスターがある事で
内容の再確認やまだ応募期間内であることを確認でき、安心感を与えます。

店頭での求人活動の重要性

行列 集客

ここで問題なのが、店舗の雰囲気、印象です。抽象的な表現ですが

【良い店には人が集まります】

これは『お客様』に対する集客という意味でもありますが
働く側の人、『従業員』にも当てはまります。

人が人を呼ぶ なぜか人だかりに引き寄せられたり、行列に並んでしまったり
経験のある方がほとんどだと思います。

なぜ応募者にもあてまるかというと 
応募者の属性はまだお客様の属性と同じだからです。

私は正社員はともかく、アルバイトやパートのスタップは採用後も属性はお客様に近いと
考えてましたし、入社前はお客様として利用してくれていた方や
実際に退職された時に、お客様として再度利用してくれる 
お客様の属性に戻る場合も非常に多いです。←これが理想的です。

まずは、お店に興味を持ってくれる方を増やすファンを増やす事が求人の第一歩となります。
従業員がお店の 一番のファン という素晴らしい状態を目指しましょう。

第三者目線で考える 【応募者目線・顧客目線】

そんなこと言われても、なにをやったらいいのかわからない場合は
応募者、お客様の視点で自分の店舗を見て、問題点を第三者的な視点でみつけ
改善できるようにしましょう。 
訓練というか、日々の意識的に取り組むことで
自然と身についてきますので今から始めてください。

内情を知っている従業員目線ではなく、ターゲットとなる、

これから働いてくれる方 ≒ お客様  

目線で確認してください。

ここまでの内容 普段店長であれば気にしてやっている事に近いと思いますが

そうなんです

少しだけ強度、意識の向け方が違うだけであたりまえの事なんです。

なぜなら これから働いてくれる方 ≒ お客様 だからです。

【重要】採用をする為にお店で確認すべき事

  • Q・S・C レベル ← これは普段から取り組むべき内容ですがしっかり出来てますか?
  • 求人ポスターの掲示  印象の良い、求人内容がしっかりとわかる内容 劣化や破れ、書き損じなどないか常に確認しましょう。
  • お店の雰囲気 従業員の表情、声、立居振る舞いなど
  • 従業員の協力 新人アルバイトを迎え入れる協力体制

上記を これから働いてくれる方 ≒ お客様  目線で確認し
正しい方向へ修正しましょう。

お店の雰囲気

これ 一番影響するのが、『人』です。

お店の取り扱い商品やコンセプトでどんな対応が必要なのかは変化しますが

基本は

明るく、元気よく、ハキハキと、丁寧に、キビキビと

などが印象の良い表現となります。

逆に

元気がない、暗い、ダラダラ、言葉遣いが悪い

絶対にダメです。 
これを一度でも注意せずに見逃してしまうと大変な目に遭うか、悲しい結末が待っています。

私も言葉遣いやアルバイトとの関係性で苦労した事が沢山ありました。
友達感覚で仲良く働く事が仕事が楽しいと勘違いしていると
悪いところをどんどん見逃すようになりますね。

雰囲気作りに大事な事は店長、またはリーダーが見本を見せる事。
良い事、悪い事 をしっかりと伝え、実行させられる事。
スタッフを監視するのではなく、常に気にしてあげて、見ててあげる事
気になる点を直ぐに伝えてあげられる事が大事になると思います。
本気で良い店にしたいという思いがあれば、少しづつ皆んなにも伝わり
店長と同じ考えのスタッフが育てば、良いループが生まれてきます。

従業員の協力

雰囲気が良い状態にも影響するとは思いますが、
従業員同士の横の連携(協力)が新人スタッフが入社した時に大きな助けになります。

普段から連携がとれているスタッフでも、新人に対する理解や育成経験がなければ
新人への助け、サポートが不足してしまいます。
最悪の場合、仕事を教えない、放置するなど、当人はそんなつもりはなくても
新人スタッフは辛い印象を与えてしまいます。

従業員同士でのサポート体制、新人を受け入れる為の知識やマニュアル活用、
仕組みを用意して、スタッフ全員で新人スタッフを迎え入れる体制を作る事が
お店の雰囲気づくり、従業員の連携、新人スタッフの定着に大きな影響を与えます。

店長はこのような体制を作る為に事前に行動を起こしましょう。

新人アルバイト

まとめ

という訳で アルバイト採用の準備編として
普段の店づくりから、どのようにお客様から見えているのか?
を考えていただく事で、集客と同様に求人にも繋がる事が理解できたと思います。

○自分のお店に応募者がきた時にどう思うのか? 
  ここで働きたいと思いますか?

○自分のお店が新人アルバイトを迎え入れる体制ができているのか?

働く場としてあなたのお店を選んでくれる方が増えるように引き続き
採用についての内容を考えていきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました